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ーニバルのトラックに置いて行かれた演説好きの先生と、栗の木に登っちゃう噛みつき少女と、
ワルツの練習をしながらお父さんを待ち続ける娘と、
思いを込めて作る鳥カゴの数が増える一方で残りの思いの量が不安になってる娘と、
栗の木から落っこちて鳥になった小さな女の子、そんな、三年ごとにやってくるお祭りが
待ち遠しくてしょうがない人々と久しぶりに再会した弟と、弟が入会した宇宙円周率研究会の割り切れない先輩と、
前にも後にも進めなくてとじこもっている姉が、
教会の鐘の音とともに思い出すもう三年も眠り続ける久連山先生の紡ぐ物語のお話。

日卵を産んじゃう娘と、ありもしない手紙を運ぶ郵便配達と、
居るはずもない医者を信じる人々と、文字で出来た女と、
お父さんを飴で煮込んだ女の子と、その他その他、
いなくなった物書きにふり回されてうだうだしている
不思議なゴミ溜めの扉がある街の人たちのお話。

れなくて数えた羊を追いかけて迷子になったお姫様と、
自分の思い通りな子供が欲しくてお菓子で娘をつくってしまったお母さんと、
笑顔でやさぐれた本当の娘と、見せしめに土を頬張ってばかりの子供と、
勝手につくられた上に蟻に食べられてしまうお菓子の女の子のお話。

地の島にお墓参りにきたつもりでいるぐずぐずした人たちが、
死んで魚になったのに気づく直前までのお話。

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